【マイクラ】ヤギの角笛を全種類集める方法について(叫ぶヤギの入手、自動回収装置)

Minecraft 1.17においてヤギという新しいmobが追加された。ヤギは特定の条件で「ヤギの角笛」というアイテムをドロップし、これはプレイヤーが右クリックで使用するとはるか遠くまで届く大音量のサウンドが鳴る。

この記事ではヤギを2匹見つけてから角笛を手に入れるまでの方法を解説する。特に角笛を落とさせるための装置は独自に考案したものであり、レッドストーンを使用しない簡易的なものである割に安定して動作するのが強みである。

誘導・保護

(繁殖にも使用する)小麦を使って誘導することができる。誘導の間はあまり突飛な行動はしないので他の動物と同じく容易に扱える。

ヤギは比較的入手が難しいmobであり、周りに(プレイヤー含め)他のmobがいる場合は突進の被害に遭うおそれもあるので、慎重な保護が必要である。5~10ブロック程度ジャンプする能力があるので、普通のフェンスや高さ2ブロックの壁では外に逃げられてしまう。高い塀を作るよりは、屋根(天井)を設けるのが楽だろう。長時間静止しなければ突進しては来ず、突進しなければ水平方向の移動は緩慢なので、出入り口は手動のフェンスゲートでも十分である。

叫ぶヤギの入手

ヤギには2つの種類があり、普通のヤギと、叫ぶヤギ(screaming goat)というのがいる。それぞれについて落とす可能性のあるヤギの角笛が4種類あるため、角笛は全部で8種類である。従って角笛を全種類揃えるには叫ぶヤギを入手する必要がある。

叫ぶヤギのスポーン条件は以下の通りである。

  • 自然スポーンのヤギは2%の確率で叫ぶヤギになる
  • 普通のヤギ同士の子は2%の確率で叫ぶヤギになる
  • 普通のヤギと叫ぶヤギの間の子は50%の確率で叫ぶヤギになる
  • 叫ぶヤギ同士の子はJava Editionなら100%、Bedrock Editionなら98%が叫ぶヤギになる

つまり、入手は普通のヤギより難しいが、1匹でもいれば増やすのは容易である。普通のヤギしかいない場合、自然生成のヤギを50匹探すよりはヤギを50匹繁殖させるほうがはるかに簡単であるから、小麦を使って増やしていくことになる。

やや問題になるのは、叫ぶヤギと普通のヤギの判別である。叫ぶヤギの声は人の声のように甲高くかなり特徴的で、これは子ヤギの時点から既にそうであるため、叫ぶヤギが産まれたにもかかわらず気づかないということはほぼない(サウンドoffの場合は、英語で字幕を表示するとgoat screamingと表示される)が、柵の中のたくさんのヤギの中でどれが叫ぶヤギなのか判別するのは難しい。

おすすめは、ダメージ音で判別する方法である。ボートに乗せて動けなくしておき、雪玉か卵を当てて音を聞けば、叫ぶヤギを確実に判別することができる(音声サンプルはWikiにある)。ただ、ヤギの数が多すぎると収拾がつかないので、叫ぶヤギが産まれるまではヤギ小屋の近くに常駐して繁殖を行い、成長した(普通の)ヤギは定期的に減らし、叫ぶヤギが産まれてすぐ、まだ子ヤギであるタイミングで子ヤギ全員をボートに乗せて判別を行うのがよい。

名札でもつけておけば、そこから叫ぶヤギを増やすのは簡単だろう。あるいは飼う場所を分けてもよい。特にJava Editionでは、叫ぶヤギだけになってしまうと普通のヤギをそこから得ることはできないので引き続き管理には注意が必要である。

角笛のドロップ

叫ぶヤギを増やせるところまで来たので、角笛に関する仕様を説明する。

ヤギは動いていないmob(と防具立て)に不定期的に突進する習性があり、この途中で(目標が移動するなどして)壁にぶつかった場合はヤギの角笛(goat horn)というアイテムを落とす。この際、壁は自然生成されるブロック(石、原木、一部の鉱石)である必要がある。

一応、プレイヤーが的になって突進が当たる直前に避けるという方法もあるが、突進の速度が速いためかなり難しい。叫ぶヤギは突進を行う頻度がかなり高いのでまだやりやすいが、普通のヤギでは1つ落とさせるだけで日が暮れてしまう。

そこで今回使うのは、mobの経路探索を攪乱するための定番アイテムともいえるトラップドアである。上付きトラップドアは開いた状態にしても地面だと認識されるので落とし穴に使えることで知られているが、実は下付きトラップドアも開いた状態にしてもそのまま地面のように認識されるようである。つまり、実際にはトラップドアが障害になって通れないにもかかわらず通れると誤認させることができる。

開いた下付きトラップドアの先に防具立てを置いておけば、ヤギはそちらに向かって突進するが、トラップドアに当たるのでその上に乗ることになる。そこで、そのときにヤギの頭が当たる位置に前述した石や原木などのブロックを置いておけば、角笛を落とさせることができる。

突進は、ある程度の距離(5ブロック以上程度)がないと行われないため、正方形の囲いであれば角に置いておくのがいいだろう。

設置例

効率は結構よく、普通のヤギだとしてもゲーム内で1日くらい待てば多くのヤギが2本とも角をドロップしてくれる。回収装置が付いていないのが課題といったところである。

あと、マイクラにはsouth-east ruleというのがあり、南東方向だとmobの当たり判定が狂ってフェンスから逃げたり壁に埋まって窒息したりといったバグがよく起こるらしいので、この装置は北西の方角に設置したほうがよさそうである。実際、手元では特に南や東方向に設置したときに、ヤギの頭がブロックに埋まってしまって窒息する例がみられた。