2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本国内の組織に割り当てられている1048576(/12)以上の大きさのIPアドレス範囲の一覧

何となく知りたくなったので、JPNIC管理下で、APNICが逆引きの管理を行っているIPv4アドレス一覧 - JPNIC この中で1048576(0x100000)以上の大きさのものをどこの会社が持っているのか調べてみました。全部で14個あります。大きい順(大きさが同じなら若い…

2つのLinux間でIPv4 over IPv6トンネリング

IPv4 over IPv6トンネリングを使うと、IPv6しか使えない環境から、IPv4/IPv6どちらも使える環境(VPSなど)を経由してIPv4でインターネットに出ていくことができます。 今回は別にIPv4が使えなかったわけではないのですがこれを試してみました。 リモート側…

LinuxルーターのMAP-Eで良い感じにNATポートを使い回す方法

OpenWRTなどLinuxを使用してMAP-E(v6プラス、OCNバーチャルコネクトなど)接続を行う方法は様々なサイトで紹介されていますが、iptablesやnftables(バックで動いているのはnetfilter)のNATでは使用ポート範囲を複数(1000-2000, 3000-4000みたいな感じで…

Linux 6.5のnetfilterのNATはTCPのTIME_WAIT状態のポートを使いまわす

TCPでは、自分から接続を切断する際に、外向きのFIN(+ACK)→内向きのFIN+ACK→最後の外向きのACK、という順でパケットがやりとりされます。この外向きのACKを送ったあとしばらくはソケットを使い回さないようにTIME_WAITという状態が設定されます(理由は他…

GCPのCompute EngineのFree Tier(無料枠)の外部静的IPには本当に課金されないのか?

ドキュメント読んでもわかりづらいのでメモを残しておきます。 2024/4現在、GCPの無料枠(Free Tier)ではメモリ1GBくらいの仮想マシンを永久無料で使えることになっていますが、これに割り当てられる外部IPv4アドレス(インターネットと接続するために必要…